おもちくんのメモ帳

球体の生物が日々感じたことをつぶやくよ!

文体と個性のはなし

アマチュアの文筆家をぼくは「書き手」と一貫して呼んでいる。特に理由はないのだが、なんとなくニコニコ動画の「歌い手」「踊り手」みたいなニュアンスで、ワナビーも純粋なアマチュアもセミプロも何もかもを一緒くたに呼べるような気がするから便利で使っ…

最後に残るのが何であったとしても誰かがそれを見届ける必要がある

どうもおもちくんです。 文フリ金沢シーズンの記事を書くのにだいぶ日数がかかってしまった。今回が最後の記事である。 坂本真綾といえば、何を想いうかべるだろうか。ガンダムSEEDのルナマリア、FF7のエアリス、空の境界の両儀式、などなど声優とし…

どこにもない世界線を探して積み上げるだけの職業

どうもおもちくんです。 予想外に作業時間をとられていて、ろくにシーズンレースを進められなかった。が、ようやく書く気分になったので、つづきを書いていこうと思う。 今や平成を代表する大人気バンドの一角となってしまったBUMP OF CHICKENの曲に「かさぶ…

此岸を往く船は何で動いていても「こちら」のものではない

どうもおもちくんです。 作業が詰まりに詰まっているうえにどこもかしこも原稿に追われている。なのでこの記事を書いている時間もないといえばないのだが、だけれど書きたいと思ったから書くのであって、そういうことはどれだけ仕事が詰まっていようが関係な…

失った血液が鮮血かどうかなんて誰も気にしない

どうもおもちくんです。年があけたところで、みたいなところはあるので普通に始めます。 文フリ金沢シーズンをすべて読み終わったので、さっそくではあるが惜しくも記事化から外れてしまった作品について、コメントしていきたいと思う。 「二十光年ロボット…

天上の歌姫を救うために旅立った彼らはまだ戻ってきていない

どうもおもちくんです。 去年で懲りた、とか言っておきながら、今年も創作の集大成の記事を書こうとしている。なんだかんだ、今年を総括する必要はあると思って、ここに書き残そうと思う。 ということで、ここでは、今年を振り返って思ったことや、来年やっ…

フィードバック入力されたおすしロボットのにぎるおすしはうまいか

どうもおもちくんです。 久々に何も狙っていない雑記を書こうかと思う。本当に気まぐれ。 フリーテーマなので話が首都高よろしく複雑にぐるぐる回るがそれは仕様である。ご了承されたし。 ぼくがかーびぃ氏と名乗っていたころから、このメモ帳は連綿と、本当…

夢から目覚めないような世界があったっていい

どうもおもちくんです。 文フリ東京26シーズンも、この記事を残して最後になった。書くにあたって、いろいろと考えてしまい、それなりに時間がかかってしまった。 ぼくは9mm Parabellum Bulletが好きだ。それも、多分比較的最近好きになったから、昔からのフ…

夜空を翔る流れ星を今見つけられても何かを祈ることはたぶんない

どうもおもちくんです。 ちょっと日があいてしまった。いろいろ整えるのに時間がかかってしまったので、気を取り直して書いていきたいと思う。 アジカン、ことASIAN KUNG-FU GENERATIONに「ソラニン」という曲がある。このバンドの曲は、ぼくの同世代の中で…

誰かの影響で変わるような自我ははたして自我といえるか

どうもおもちくんです。 毎日記事を書いていくのは定型的な作業を得意としないぼくにはかなり骨の折れる作業である。まあ、できなくはない。それはそういう特殊な訓練を積んだからであって、多くのADHDのみなさんやそのボーダーになっているひとたちにと…

本郷スーパーナイトメアチョップ

どうもおもちくんです。 というわけで、文フリ東京26シーズンの選外まとめ、後半戦である。 今回はなかなか両極端で、評点が高い層と低い層が多いというシーズンだった。当時なかなか濃い買い方をしたなあと思うから、まあそういうことなんだろうなと。 「ウ…

タケノコのキムチ

どうもおもちくんです。 2018年もあとわずかになってしまった。今回は急がなくてはならない理由はないが、かといって半年以上遅延してしまっているので、できるだけ急ごうと思う。 そんなわけで、文フリ東京26シーズンの登録作品の評点化処理がすべて完了し…

浦安のはなし

浦安という小さなまちがある。東京と市川に挟まれた、市域でいうと4キロ四方の小さなまちだ。千葉の西端にあるそのまちは、たいていその名を出すと「ああ、ディズニーランドの」と言われる。ぼくはそれがたまらなく悔しい。 ぼくは浦安で育った。生まれた場…

文学フリマのはなし

今回は、ぼくが普段(というと、すこし語弊があるかもしれないけれど、恒常的に出ているという意味で)出ている「文フリ」こと、文学フリマについて、考えていることをつらつらと書き出していこうと思う。 文学フリマとは、「己が文学と信ずるもの」を売る即…

シーズンレースのレート改定について

どうもおもちくんです。 というわけで、2018ステージの前半部分が終了したため、ここで書き手レートの改定を行いましたことをご報告させていただきます。 書き手レートとは、特定の書き手の「無双」を防ぎ、かつ、ぼく個人としての推し具合を数値化するため…

広報と表現のはなし

長いことシーズンレース以外で記事を更新しなくなっていた。 このメモ帳は何のためにあるのかといえば、徹頭徹尾、ぼくの公開備忘録として、ただそれだけである。シーズンレースだって、事業化しているところはあるが、原義的な目的は、ぼくがよりよい作品に…

生まれてから一度も制服を着ないでここまできてしまった

どうもおもちくんです。 ということで、文フリ福岡に参加した2日間で読み切ってしまった文フリ前橋シーズンも、のこすところあとひとつだけになった。 椿屋四重奏というバンドの曲に「シンデレラ」というものがある。椿屋四重奏のムーディなボーカルが、分…

ものの境目がはっきりしているとは限らない

どうもおもちくんです。 文フリ前橋シーズンは、京都シーズンとは打って変わって、物静かだけれども確かな力のある作品が多かったように思う。先日紹介した3位の作品や、この2位の作品はその最たる部分だろう。 声優で歌も歌っている、中恵光城氏の同人レー…

無数の人間が交錯した現実とそうでない幻想のどちらかがよりイマジナリー

どうもおもちくんです。 文フリ前橋シーズン、上位は予想外の戦いになったのだが、今回3位になったこの作品もなかなかに予想外であった。 平成を代表するバンドのひとつとして、割と多くの人が思い浮かべるなか、あまり主張する人の少ない気がするもののひ…

前橋行者ニンニクせんべい

どうもおもちくんです。そんなものはない。 さて、文フリ前橋シーズンが確定したので、まずは選外まとめから書いていきたいと思う。 「ひとつの夜明け前」著:ぺの(New 原始人) 短編集自体は全体を通してシンプルな作りで、ゆめうつつなところを表現する気…

主語がないレクイエムは何かを捨てていることと同義である

どうもおもちくんです。 ようやく、文フリ京都シーズンもこの記事で最後となった。長く、かなり体力を使ったシーズンであった。体感でいえば前ステージのあまぶんシーズンやテキレボ6シーズン以上の大変さだったと思う。読み応えがあるものばかりで、投げ出…

人生の地図など役に立たない

どうもおもちくんです。 文フリ京都シーズンも残り2冊だ。このシーズンは読み切るためにかなりの時間を要した。というのは、単純に冊数が多かったのもあるが、その密度もかなり高く、また読ませられるかどうかはともかくとして、質の高い書き手が多く、思わ…

遥かなる蒼を泳ぐか投げるか

どうもおもちくんです。 物悲しい季節であるが、文フリ京都は次回の方が近くなってしまった。 さて、ここで3位の作品を紹介していきたいと思う。 抒情的なロックバンド、9mm Parabellum Bulletに「スタンドバイミー」という曲がある。9ミリには珍しいからり…

秋の夕日に、てるやまもみじ(1976~)

どうもおもちくんです。 最近寒いですね。もっともこれで寒いとか言ってたら真冬どうすんのって話ですが。 ということで、文フリ京都2シーズンが確定したので、まずは最終の選外まとめから書いていこうと思う。 「ニコイチの魔法」著:魚頭圭(DIMENCIA) …

流れ流れて行き着く先はおもちの国の王子様

どうもおもちくんです。 さて、先日尼崎文学だらけにいってきたばっかりだが、文フリ京都シーズンも進んだので、ここで選外まとめ記事をひとつ書いていきたいと思う。激戦が繰り広げられた末に記事化ラインを落ちていった良作も多い。 「babel 創刊号」著:…

反転する概念のひねりで身体がおかしくなったら

どうもおもちくんです。 さて、文フリ京都シーズンの選外まとめをかけそうなくらい溜まってきたので、ここにちょっとまとめたいと思う。 今回は選外まとめ記事は3,4個出す予定だ。とにかく、これが最初。 「リビングウィルの約束」著:小雨(アメノトロニ…

「満室になる前に」執筆者決定しました。

どうもおもちくんです。かーびぃってだれだよ。このブログだっておもちくんのメモ帳だろ。 というわけで、予想外にちょうどいい数の参加希望があったので、抽選を行わず、当初より1名多い7名でのアンソロジーになりました。 なお、アンソロジーのレギュレ…

ラブホテルアンソロジー「満室になる前に」について

どうも、ひざのうらはやおです。 かねがねツイッターではお知らせしておりましたが、ちょっとアンソロジーを企画してみたいと思っていまして、そのひとつとしてタイトルのようなアンソロジーを企画しますので、いっしょに製作していただける方を募集します。…

明日を夢見て欲に駆られる彼らと空虚な滅びのあいだに

どうもかーびぃです。急ピッチなのはいつものことである。次に進みたいという焦りもあるが、まずは書ききってしまいたいという思いがある。みなさんは好きに読んでくれればそれでいい。 文フリ東京25シーズンも、残すところ1位の作品を残すだけとなった。す…

滅びの呪文は聞く人間がいないことにはその効力を発揮することはない

どうもかーびぃです。 さて、引き続いて、2位の作品である。これは正直一番書くのが難しいな、と読んでいるときから思っていて、上位になるのがほぼほぼ確実であったのだが特にあんまり考えることもなく、そのまっま何も考えずに全部読んで行ったらついに2…