日本ごうがふかいな協会広報

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推し声優と推しコンポーザーで人柄が見えると人事の彼(もののふ:あーりん推し)は言った(言うとは言ってない)

 どうもかーびぃです。

 

 さて、このメモ帳を読んでいる方であれば、ぼくが割と古め(90年代後半から00年代)の声優オタク「だった」ことが察せられると思う。今の声優は全然わからない。ツイッターを諸事情により降板した上坂すみれさんなんかぼくと同い年だ。今更ながらかーびぃはそれくらいの年代である。しかしぼくは彼女の声をまともに聞いたことがない。まれいたそこと内田真礼も実は全然印象に残っていない。

 

 水樹奈々といえば矢吹敏郎、林原めぐみといえば佐藤英敏茅原実里といえば菊田大介、みたいな形で、歌う声優たちにはたいていアニソンコンポーザーがバックについていて、彼女たちの楽曲の世界観のバックボーンを支えている。このコンポーザーのバリエーションが増えてくると、初期ではなくなったんだな、などとかーびぃは思うのである。そもそも水樹奈々に矢吹敏郎がバックでついていたのなんで随分前で、今はどちらかというと上松範康大先生率いるElements Gardenが中心って感じがするし、茅原実里だってTatshをぶち込んで来たり俊龍虹音をちょいちょい挟んでるし、そもそも菊田大介先生がくっついていたのはどちらかというと栗林みな実ではなかったか。そんなことはどうでもいいし情報が古い。

 つまり何が言いたいかというと、新谷良子は「Blooming Line」あたりからR・O・N帝国を脱出しつつあるなあなんてのんきなことを思っていてよく調べてみたらむしろR・O・Nが主軸だったのはマチモンあたりまでだったことを知り戦慄していたのである。バンビポップの継承力やばすぎだろ。そんなに簡単にコピーできるもんなのこれ。逆にすげえよ。プロのコンポーザーってすげえ(こなみかん)。

 んで、そんなわけで新谷良子曲を再収集しつつあるがぼくはべつにチューリップ王国民と名乗るには程遠い生き物である。とりあえず「STARting-from rebirth-」の3曲はいずれも彼女とバックのコンポーザーが手に手を取り合って作り上げてきたチューリップ王国のバンビポップがいよいよ行き着くところまで行き着いているような感じがしていて、ぼくはこのマキシシングルがとても好きである。いやこれマキシシングルでしょ。全部A面クラスだぞ。特に「リンガベル」はいかにもR・O・N先生という感じのハードポップ感(めっちゃてきとう)だし、「HOPPING DICE」は往年のバンビポップの高まりポイントを全力で吸収し昇華させて王道を突っ走った感じがとてもよい。むつきんぐの真面目さを彷彿とさせる。相変わらず情報が古い。

 

 というわけで、声優のみならず、歌を聴くときは作曲と編曲くらいは見といたほうが面白いよという話である。

 ちなみにかーびぃのお気に入りは、水樹奈々では「ミュステリオン」、茅原実里では「FUTURE STAR」、新谷良子では「雨のスリーコード」だったりする。いずれも比較的マイナーなコンポーザーだ。

 っていうオチ。

 

 5キロ全力で走る分には1キロ5分を切れることもあるらしいのが最近の気づき。