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かーびぃのメモ帳

球体の生物が日々感じたことをつぶやくよ!

修業したところでエクストリームになれやしない

批評等

 

 どうもかーびぃです。1日に3つ記事を書くというスーパーハイペースなことやってます。原稿をやれよ。なにしてんだ。

 

 THE BACK HORNの割と昔の曲に「惑星メランコリー」という曲がある。歌詞はもう圧倒的中二、いや高二な感じでオケも好きだしなにしろぼくはこのボーカルラインがすごい好きなのだ。もうごうがふかいなとしか言いようがないその感じ。伝えようと思いつつ伝えきれない、何とも言えない、初期のバンプにあるような荒削り感とそれを圧倒的に上回るパワー、そして何よりこの曲をコピーした軽音部の先輩(ぼくの小説に出てきそうなくらい、見てわかるくらいごうがふかい感じの人だ)がその時だけは、死ぬほどかっこよくて、ああぼくが女子だったらきっと惚れるんだろうなあ、とかどうでもいいことを考えていたのを思い出すのである。バクホンのあのがっつり感とどこか後ろ暗い青春感よくないですか? え? ベボベのほうがいい? あそう。幸せ者め。夜道には気を付けるんぢゃぞ。

 

 マクラはいいから本題に入れ。

 

 ってなわけで、ぼくのなかではもう「ごうがふかいな2016」ノミネート確定のこのすばらしい合同誌をご紹介しないわけにはいかないのである。

 

 「こんな友達はいらない」著:茶柱エクストリーム(茶柱エクストリーム)

 (評点 通読性:15、宇宙感:19、残響度:15、嗜好:6、闇度:A 合計62点)

 これも、実はいろいろ縁があって偶然手にしたものであるのだが、手にした時のオーラからしてすでに「ごうがふかいな」感が漂っているのがしびれポイントである。そして、そこそこの厚さの文庫本の中身を開くと、2人で4作、つまり2作ずつの競作体制というなかなかに攻めた構成。どうやら大学に通う男女4人のどうかしているように見えて案外そうでもないけどまあ、つまりその、業が深いってこういうことよ、みたいな日常を各登場人物の視点でエピソードをつなげる仕組みなんだなと判明。そして、最初の話の主人公がまた非常に「ごうがふかいな」感あふれるスーパー留年生で、ちょっとだけフラグが見え隠れしている幼馴染(というか親戚)が出てくるわ、ひょんなことから出会った巨乳ヒロインが実はとんでもないメンヘラだったとか、「どんぐりころころ」並みの波乱万丈さがあり、またそれがそれぞれ個性豊か(?)な4人の大学生から別の時間軸で語られるものだからもうなんか控えめに言っても精緻なるカオスだしカオス、途中で小田和正大先生が何度出てきたかもう数えてられないくらい言葉にできない。かーびぃ失格やぞ。かーびぃ失格ってなんだよ。

 で、実のところ、それぞれ4人の人物の視点で物語が語られるのだが、このストーリーの中心人物にして唯一本人のストーリーがない、しかもおっそろしく濃いキャラクターがまたすべての中心を握っている気満々で素晴らしい。ぐうの音も出ない。せめてこのキャラクター視点のものもあれば「ぐう」くらいは言えたはずだ。ぐう。

 普段批評にさほどハイテンションにならないかーびぃ氏であるが、むしろこの作品だけは、ハイテンションにならざるをえないので、そこはお許しください。

 とにもかくにも、素晴らしく攻撃的な構成で、中身もそれに負けじと「ごうがふかいな」力を積みに積みまくっているので、このブログを常に読んでいる皆様方にはぜひとも、必読の書とさせていただきたい。テストに出しますよ、ほんと。

 リピートアフターミー、「ごうがふかいな」

 

 以上。

 

 最後、このシーズンでぶっちぎりで首位を獲得した、あの同人誌について、それこそ全力で言葉を紡ぎたいので、今日はこのあたりで打ち止めにします。

 しーゆー。