ひざのうらはやおのメモ帳

サイコパスクソメガネが祈る墓標みたいなやつ

墓標代わりにゼロキロポストを目指して

 

 どうも、ひざのうらはやおです。

 

 先日記事を書いたが、ぼくはまさに「存在しない読み手」に囚われていた。今もそこから脱却しきれていない自分を感じる。しかし、それはもう済んだことだ。しばらくぼくは新しいものを出せる環境にない。

 

 さて、すべての活動が終了し、休止期間に入ったのであるが、先日のイベントに惜しくも参加できなかったり、実は作品を楽しみにしていたのだがぼく自身と顔を合わせたくなかったり、その他さまざまな事情で、ぼくの作品を読みたいというひとは一定数いるものと思われる。また、休止する旨を受けて、ありがたくも委託頒布を引き受けてくださるサークルさんがあった。ここで、休止期間中における弊サークルの取り扱い頒布物について、整理し、まとめることとする。

 

委託頒布物

 以下の作品については、ありがたくもそのサークルの出展イベントにおいて頒布することを引き受けていただいたので、委託先サークルのみ取り扱いを行うものである。

 なお、取り扱いサークル名および代表者名については敬称略とする。

 

 1.「煤煙~浦安八景」

   サークル「ドジョウ街道宿場町」(代表:今田ずんばあらず)

 

 2.「おもちくんメソッド〜創作同人活動に行き詰った人のための、明日を生き抜くヒント〜 同人編」

   サークル「ドジョウ街道宿場町」(代表:今田ずんばあらず)

 

 3.「平成バッドエンド」

   サークル「デスポリンキー食堂」(代表:にゃんしー)

 

 4.「ラブホテルアンソロジー 満室になる前に」

   サークル「白昼社」(代表:泉由良)

 

 そのため、上記4作品については、通販を行わないものとする。なので、これらの中でほしいものがある場合は、そのサークルの出展状況などをチェックしていただければと思う。どのサークルも関東および関西どちらにも出展経験・出展予定があるし、ぼくがこれまで出ていたイベントに実際に出展している方たちであり、ぼく個人として信頼できると思ったので、委託という形態は本来やらない信条であったのだが、今回お願いしている。もし、参加したいイベントに上記のサークルが軒を連ねていたら、チェックしてみてほしい。

 

通販

 

 それ以外の作品で、ちょっと特別な事情がある「順列からの解放」を除いたすべての頒布物については、一部条件や頒布価格などを改訂し、「booth」にて通販を行う。

 ただし、これらは在庫がある限りとし、在庫がなくなった時点で終了とする。

 当該ページは下記の通り。

hizanourahayao.booth.pm

 なお、当方これから数日がかりの泊まり出張に出たり度重なる残業があったりと非常に不安定な仕事スケジュールとなるため、納品についてはかなりまちまちであるというところを申し添える。ページにある通り、15日以内の発送という非常に長い納品期日になっているのはこのためである。気長に待ってほしい。

 そういえば包装用の袋が切れかけていたのを思い出したので、もしこれらの作品が欲しいという方はとりあえず6月以降の発注をしていただけると大いに助かります。

 あと、これらはすべて安心boothパックというのを使ってみる予定。実はあんまりよくわかってないんだけどヤマトの営業所に行って送り状を発行するのはよくやっているので、それでなんとかなるんじゃないかと思う。

 どうしても欲しいという方向けであんまりおすすめしません。なぜならぼくが慣れていないから。

 

 以上が、休止期間中にぼくの同人誌をやりとりする方法である。

 

 また、ぼくはできることなら再び復帰したいと考えている。ただし、それに関しては復帰すべきときが来ないことには意味がないと考えているし、事実現時点で小説を書くスキルはまだまだ復活したといえるレベルには到底達していない。そこで、下記の作品を、ぼくが定めた復帰日までに初稿完成以上にすることを課題とし、それができなければ廃業しようと考えている。

 ぼくが定めた復帰日については、ここでは明言しない。ツイートの中にいくつかヒントがあるし、実は「平成バッドエンド」のとある部分にそれについてのメッセージを暗号として残してある。どうしても気になるようであれば参照いただければ幸いである。一応、意味があるし、けれど他人にとっては何の意味もない日である。

 しかし、復帰課題作については、今後の予定とぼく自身の決意表明のために、ここで記しておきたい。なお、タイトルについてはプロジェクト名であり、正式なタイトルではないことを申し添える。

 

 1.「〇(ゼロ)」

 ノンフィクション風の回顧録のようなものを想定している。ぼくはいかにして「かれ」とであったのか、「かれ」はなぜ小説を書くことに取りつかれたのか、「かれ」とは一体なんなのか。それを、ぼく自身の記憶とぼく自身の原稿(未発表および未完成も含む)を参照し、時に引用を交えながら、ここまで行ってきた同人活動についても振り返っていく。先日の記事にも予定部分の引用があったとおり、この作品に関しては初稿を出来た部分から一定の段階で公開しようと考えている。

 「かれ」は身体をもたないし、記録もない。ぼくの中には「かれ」が残した小説と、その記憶しかない。

 だからこそ、ぼくは小説をもって、「かれ」を弔いたい。

 この作品は、その墓標となることを想定している。そのため、この作品の完成なくして、ひざのうらはやおの復活はありえないと判断し、課題作とした。

 

 2.「現石(ゲンセキ)」

 鉱石トリビュート短編集の第2弾である。弊サークルの中でもかなり好評を博していた「幻石(ゲンセキ)」の続編にあたる。存在しない鉱石のアンソロジーであった「幻石」と異なり、この短編集は実在する鉱石をモチーフとした、過去作品のリメイク集とするつもりだ。これらは収録予定作の初稿をすべて完成させた時点で「初稿完成」とみなす。

 「幻石」登場時から刊行が望まれていたこと、また、当初からコンセプトを変更し、そこに「過去との対峙」を含めていることから、今後活動を継続するためには避けて通ることのできないものであると判断し、課題作とした。

 

 3.「令和(レイワ)イクリプス」

 タイトルから想像できる通り、最後の新刊であった「平成(ヘイセイ)バッドエンド」の対をなすものである。連作短編集で、SFを基軸とした作品集を想定している。「平成バッドエンド」である種のカタストロフを描いたわけであるが、こちらはその一歩先に進んだものを、淡々と描いていきたいと考えている。これから先、この社会はどうなっていくのか、ということに関して思いを馳せた、そんなものにしたい。

 実のところ、「平成バッドエンド」でぼくは書ききれていない部分が多くあった。それを補完するための作品を復帰作として出したいので、こちらも課題作とした。

 

 これら、3作品について当面は執筆を行っていく。とはいっても、おそらくこの半年くらいはまともに原稿を進めることすら難しいだろう。全力のぼくが、この3作をすべて書くとしたら、おそらく半年くらいかかる。よって、これらを完成させるということはなかなかにハイリスクであることがみなさんも感じられることだろうと思う。

 しかし、そうでもしないかぎり、ぼくはおそらく自分の命すらもつなぎ留められないのではないかという気がしている。

 このメモ帳を継続的に読んでくださっている方は頻出となるだろうが、とどのつまり、ぼくは小説を書かなければ生きられない人間なのである。かつて、書かないで過ごすという生き方を探したことがあるが、できずにここまでのろのろと生きてしまっている。しかし、書き続けるからには、生半可なものを書くわけにはいかない。それは「存在しない読み手」という生易しいものではなく、他ならないぼく自身の強い要求による。ぼくはぼく自身を取り戻すことすら容易ではない。それは、そもそもぼく自身に存在する自我が希薄で、形のない氷みたいに、輪郭があるようでない冷たいなにかだからだろうと考えている。けれど自我が希薄であるということは社会的に無防備であることと同義である。だからぼくはそう思われたくない一心で、ここまで生きてきたのだろうと思う。「存在しない読み手」に囚われたのは、おそらくそれを見抜かれた結果だろう。

 それを脱しない限り、おそらく上記3作品を書くことは難しい。

 逆に言えば、これらを書いたとき、ぼくは少しでも現状を脱しているのだと信じたい。そうすることによって「存在しない読み手」に対抗することができるのであれば、それはやるしかないのである。

 数年ののち、これらを携えてかえってくるぼくを、ぼくが一番期待している。

 

 だからどうか、安心して待っていてほしい。