日本ごうがふかいな協会広報

日本ごうがふかいな協会の広報ブログです。

批評等

灰になってその欠片が誰かの肺に突き刺さるまで生き続ける必要がある

どうもかーびぃです。 文フリ東京25シーズンも佳境に差し掛かってきた。しかし、整理をした結果実はリストアップされていなかったが文フリ東京25シーズンに入る予定だったものが発見されたので、思っていたよりも増えてしまった。 ということで、選外まとめ…

焼き肉やきにく食べ放題~~~~~~

どうもかーびぃです。 タイトルと中身は関係ないよ。そういうタイトルをつけるひとですよろしくおねがいします。 さて、文フリ東京(25回)シーズンも半分ほど読み終わったので、この時点で惜しくも記事化対象を逃してしまった作品について、書いていきたい…

「みんなのごうがふかいな展」の結果について

どうもかーびぃです。この枕詞が予測変換されないくらいにはここを更新していなかった。 ということで、お久しぶりです。ようやく、先回のテキレボ内企画「みんなのごうがふかいな展」に参加した作品すべてを読み終わったので、その簡単なコメントつきの紹介…

時は巻き戻せるって近所のじいさんがそういったんだ

どうもかーびぃです。 ※この記事は「創作 Advent Calendar 2017」に参加しています。 ということで、みなさん改めてこんにちは。 球体の生物ことひざのうらはやおと申します。干支は豚年です。 普段は一周まわってスタンダードな小説を書いたりザリガニと喧…

黄金の都にたどり着いたその瞬間のため息の心情なんて誰にもこたえられるはずがない

どうもかーびぃです。 さて、2017ステージ最後のシーズンの最後の記事である。よくもまあ1年間飽きもせず130冊も読んだなあと思う部分と、130冊すべて紹介したいところはあるけれど一部しか紹介できなくてもどかしいという部分もある。 THE ALFEEの名曲のひ…

拾い集めた嘘を小説に変えていく

どうもかーびぃです。 連チャンで書いていくのはどことなく変な気分になってくる。ランニングハイみたいな、自分の文章ばかり読んでしまった結果の自毒作用みたいな、そんな気味の悪い感じになる。 ぼくがすきなピロウズ、the pillowsの曲に「ファイティング…

出会い、別れ、出会いで1セット

どうもかーびぃです。 連チャンで記事を書き続けるというエクストリームスポーツをやろうとしている。控えめに言ってアホなのだが、自分で決めたのだから仕方がない。 さわやかさの裏で鳴っている寂寥感といえば、ぼくが思い起こすのは、イトーヨーカドーの…

それはたとえば何かに似ているけれどもそれに形容はできなくて

どうもかーびぃです。 ということで、ようやくテキレボ6シーズン参加作品すべてを読み終わったので、ここに最後の選外まとめを書いておきたい。 「暁天の双星」著:泡野 瑤子(Our York Bar) オリエンタルファンタジー。時代物の流れを取り入れている。序文…

のぼりきった山の高さがわかるのは、最初に立っていたふもとの標高がわかる人間だけだ

どうもかーびぃです。 週1ペースで記事を出していて、アドベントカレンダーまであと1週間と2日。これがおわかりだろうか。つまり、ぼくにはさほど余裕が残されていない。 というわけで、駆け足だがテキレボ6選外まとめ、その2に入りたいとおもう。この…

消えていくはずの未来をつかみ取っていけ

どうもかーびぃです。 アドベントカレンダーに間に合うように、かなりの数をかなりのスピードで読んでいる。その中でも高評点(70以上)のものが続出しており、既に選外にもかなりの高評点作品が紛れ込んでいる状況となっている。しかも、まだまだ高評点が期…

見えない檻をガラスケースのように魅せるのが力量だと何時から信じ込まされていた

どうもかーびぃです。 今回はシーズンレースにのらない作品パート2をご紹介したいと思う。 作者たっての願いということで、ふたつ返事で引き受けたものなので、非常に楽な気持ちで読めたことをここにご報告したい。 さて、早速だが。 音楽界の三位一体とい…

コーラとメントスだけが内燃機関じゃない

どうもかーびぃです。 いきなり仕事が降ってくるとビビる。 ということで、はなけっとシーズン、栄えある1位の作品について、述べていきたい。 斉藤和義といえば今となっては押しも押されぬ大シンガーソングライターだが、ぼくが彼のことを知ったのはこども…

超えなくてはならない壁は自分で作り上げているものだから最終的には破壊されるか乗り越えるかのいずれか

どうもかーびぃです。 スピッツが世代、なんていうと少し上の人に怒られてしまいそうであるが、ぼくが音楽を音楽として聴いた最初の曲はスピッツの「空も飛べるはず」で、サビの結びにある「ずっとそばで笑っていてほしい」というとても素朴で柔らかい告白が…

潔くかっこよく生きてきたい常日頃から

どうもかーびぃです。 これは随分前のような気がしているのだが、「戦う司書」というアニメがあった。内容はよく覚えていないのだが、コンセプトや主義主張が非常にくるものがあったことだけは覚えている。そのOPを飾っていたのが、宝野アリカ氏がボーカル…

しょんぼりぼりぼりボリビア

どうもかーびぃです。 文学フリマ東京を終え、2018ステージ(ごうがふかいなHDグループでは会計年度を「ステージ」と呼称する)に入ったわけであるが、まだまだ2017ステージのシーズンレースは続いている。 ここで、はなけっとシーズンが完了したので、選…

無人の地球で遥かなる蒼を見つめる存在がいるのかどうかを永遠に問い続けていく

どうもかーびぃです。 文フリ大阪シーズンも、ついに最後の記事となった。ここまであまぶんと同じくらいに時間がかかったのは、冊数以上にぼく自身が疲弊しかけていたからだと思う。けれど、この最後の、シーズン1位の作品は、ふたたびぼくの創作意欲、なら…

遠い昔、遥か蒲田の銀河系で

どうもかーびぃです。 文フリ大阪シーズンも大詰めに差し掛かってきた。ということでさっそくだが。 スキマスイッチを一時期聞いていたころがあって、でもそんなにはまることがなかったのだけれど、ひとつだけなんだか引き込まれる曲があって、「ゴールデン…

仁義はひとそれぞれ

どうもかーびぃです。 さて、ようやく、イベントから2か月が経とうとしているのだが、ようやく文フリ大阪のすべての評点化可能作品の評点化が完了し、その順位が確定したので、ここにお知らせするとともに、今回では惜しくも選外となったものをまとめていこ…

境目のない世界に形のない人形がはまりこむ

どうもかーびぃです。気味の悪いタイトル。 ということで、なんだかよくわからないレポートを出してしまったので、気を取り直して文フリ大阪シーズン(もう1か月も前じゃん)の最初の選外まとめをしていきたいと思う。残りの本数的にはもう1本かけば収まる…

恵みや救いだけを押し付けられるその存在の願いを叶えられるものは果たして

どうもかーびぃです。 何度も出てきてしまうのは単によく聞くからなのでそこはもうお察しくださいとしか言いようがないのだが、このブログではおなじみのロックバンド、9mm Parabellum Bulletの曲に「光の雨が降る夜に」という曲がある。以下の記事を読む前…

そうしてまた、どこかの星では新しい朝が顔を出す

どうもかーびぃです。 ちょうどぼくが学生だったころ、アニソンシンガーを擁立していこうという動きが活発になりかけていたころ、その黎明期くらいに「アニソン界の黒船」というリア・ディゾンかよ、っていうださいキャッチコピーとともに売り出されたのがカ…

とけていくのは水だけじゃなくて生命とか時間とかもそうだと思う

どうもかーびぃです。 激戦のあまぶんシーズン、3位の時点でとんでもない評点になっている。 今回は、その本を紹介したいと思うが、恒例のマクラから入ろう。 THE BACK HORNの曲に「空、星、海の夜」という曲がある。静かに盛り上がっていく構成と、どこか…

今年度前半のシーズンレース記事化作品の評点修正について

どうもかーびぃです。 ここまでのシーズンレース、とくに文フリ東京24シーズンとそれ以前だと評点の基準に差があることに気づいた。 そこで、記事化した上位作品については、今年度前半のものに関しては再評価し、上昇方向で評点の修正を行った。 修正を行っ…

終わりなき旅にも終点はある

どうもかーびぃです。 尼崎文学だらけ~夏祭り~の戦利品をようやくすべて読み終わった。あまぶんシーズンも、ようやく終わりが見えてきた。ということで、これは最後の選外まとめ。 さっそく、残った優秀作品についても書いていきたいと思う。 「タフタの繭…

長い長いみちのりを歩いてもその先に何があるのかはわからない

どうもかーびぃです。 文フリ大阪まであと2日となりましたが、まだまだあまぶんシーズンが終わりません。30作品以上買ってるし、そうすると文フリ東京の倍あるわけでまあしゃあないんですが、にしたってようやくのこりが10を切ったかなという感じで、なんと…

鉛の弾が死因になるとは限らない

どうもかーびぃです。 というわけで、あまぶんシーズン選外まとめその3です。今回はもう70点以上の作品しかないので、そのすごさがわかっていただけるよう、評点も同時に公開しながらのコメントとさせていただきたいと思います。(なお、内訳に関しては伏せ…

尖りは一辺倒であればあるほど単純になり、丸くなっていく

どうもかーびぃです。 さっそく。あまぶんシーズン選外まとめ2本目のお時間です。 ここに載せることすら惜しいすばらしき同人誌たちを今回も紹介していきます。 「お母さん」著:鳴原あきら(恋人と時限爆弾) もう、すさまじい作品。かなりの「ごうがふか…

遠き地で誰かの喪失を悼む時、ひとは一番やさしい顔をしている

どうもかーびぃです。時間がやばい。 ということで、あまぶんシーズン、現時点で恐ろしいほどの激戦が繰り広げられているが、ここで惜しくも選外になってしまったものについてまとめていきたい。 たぶん今回、選外まとめが4本か5本くらいできると思われる…

災厄があったときからそこは「被災地」となるが、それを忘れられることによって被災地はそれすらも失う

どうもかーびぃです。 3ピースバンド、ACIDMANの代表曲に「赤橙(セキトウ)」という曲がある。緩やかなベースとギター、淡々としたドラムに乗せて、だらだらと韻を踏みながら展開されていくイントロからAメロにかけての日常感と、「赤い煉瓦をそっと積み…

悔しさをばねにできる人間だったらとっくのむかしに月面に着陸してるはずでしょ

どうもかーびぃです。 Bump of Chickenの名曲に「ダンデライオン」という曲がある。起承転結がしっかりしててオチまでよくできている、なんというかちょっと落語のような歌詞で、というかバンプ全体にそれは言えることだけれども、強い構成力がある曲ってや…