「(仮称)日本ごうがふかいな協会」準備委員会広報

サイコパスクソメガネが祈る墓標みたいなやつ

何度生まれ変わったとしても再び自分に生まれようとは絶対に思わない

 どうも、ひざのうらはやおです。

 

 さて、同人活動休止からもうすぐ1年になろうとしていますので、ここで中間報告を上げさせていただきたいと思います。また、いくつかお知らせがあります。最後までお読みいただけると幸いです。

 

 まず、復帰の日程に関してであるが、現状来年の夏を目標としている。一応この日、という風に決めた日程が存在するが、その日にしなくてはならない理由はほぼないので、周囲の情勢を考えながら柔軟に対応していこうと考えている。というのも、オリンピックが延期になりコミケ等々も中止になっている中、来年になってぼくが考えていた計画が崩れる可能性が大いにあるからだ。その点については現在検討中である。もっとも、ぼくは現在経済的な理由で、少なくとも大規模に同人活動を行える環境にない。後述するが公募に出す小説の原稿を出すための費用すらぎりぎりで賄っているというのが現状である。夏に入るであろう賞与もこの調子ではどうなるかわからなくなった。

 そういった事情もあって、当面の間通販システムである「BOOTH」のページを拡充し、抱えていた在庫を下ろすことを考えた。幸い、来る4月11日(土)にはエア「HUB a NICE D」(オンラインでのクローズドな同人誌即売会のようなもの)がある。これに乗じる形で、近々ラインナップを大幅に拡充するので、もし昨年末などに買いそびれてしまったものなどがあればこれを機会にお買い求めいただいてはいかがだろうか。ページについては後程記載する。

 成果を並べても先日書いた年末の記事の焼き直しになってしまうので、そこから新たに更新した実績を、小説とそれ以外で並べてみる。

 小説

 ・「猫実で躓く」を太宰治賞に応募、一次敗退

 100枚ほどの純文学中編。攻めに攻めた乾坤一擲の作である。そのため同人シーンには1ミリも向かず(もっともぼくの小説がいまだかつてまともに同人シーンに向いていたという実績はないのだが、その中でも特に、という意味である)、まあ選考を通過することは万に一つもないな、と考えていたもので、落ちてそこそこ衝撃を受けていたことのほうがよっぽど衝撃だった。究極の一人称、というのを追求したものだが、とある理由でやはり同人誌にすることは難しいと考えている。これについては当面の間「没」として保管しておこうと思う。「没」を保管するというのはひざのうらはやおにとって非常に珍しいことである。それくらいこの小説は「異作」であった。

 ・「震える真珠」をすばる文学賞に応募

 こちらは210枚を超える、今まで書いた純文学の中では最長の小説となった。ひょんなことから知り合ったバンドに触発されて書いた。こちらはむしろ同人シーンに向けて書いた全力投球の作であるし、書いていても相当な手ごたえを感じた。ひざのうらはやおという書き手がひざのうらはやおたる要素をすべて出し切ったといってもいいかもしれない。題材と要素が多いためこの分量でも構成には非常に難儀しており、最終的にその煩雑さによってかなり純度を落としてしまっているため、はっきり言ってしまうと選考向きではないことが少し気がかりである。こちらは選考の状態を鑑みながら(とはいえまた同じように1次で落ちるのだろうが)同人誌化を検討しているが、製本することになったとしても最速で来年、今後のスケジュールを考えると再来年になる可能性も十分にある。今までで最も多くのひとに下読みをしていただいたという意味でも仕上がりにはそれなりの重みがあると思っているので、どこか片隅にでも置いておいていただけるとありがたい。ちなみに、既に下読みをしていただいたひと、もしくはこれを本当に意識の片隅に置きながら当該作を読むひとにとってノイズでしかない情報であるが、この作品はぼくの考えるある種の社会性という軸がキーになっている。とだけ、ここでは書き記しておく。

 ・「V~requiem~」のカクヨム版の連載

 実は製本版の「V~requiem~」の在庫がなくなり、頒布を終了することになった。そこで当該作の新装版としてある程度書きためていたものがあったのだが、いくつか追加したい設定と、後継作(続編、ではない、念のため)である「ZZ」に完全に接続するための要素を備えた新たな「V~requiem~(to ZZ)」の製作を開始した。優先順位としては非常に低いものの、接続するためのアイディアはほとんどそろったので、書けるうちに書いていこうと思いそれなりに書いている。それに伴い、頒布終了となった旧版の「V~requiem~」の全文をカクヨムにて再連載することとし、同時に初稿版として公開していた(WEB Edit)を削除した。現在の掲載に(original Edit)と記載されているのはそのためである。これはしばらく連載を続け、4月23日に全文の掲載を開始するので、もし興味があるのならば追っていただければ幸いだ。SFに相当する作風であると考えている。

 ・「〇(ゼロ)」の初稿版完結

 カクヨムに掲載したものは実は一部なのであるが、課題作である「〇」がついに初稿完結した。これを皮切りに「現石(ゲンセキ)」へと取り組んでいきたいところで、現状いくつかの製作を開始している。製本しようと思うと相当なページ数になりかなりの厚みになるが、それなりの読みごたえになると思われる。

 

 以上が、休止後、かつ先日のまとめ記事掲載後からの小説の実績である。

 製作ペースでいえば、実は休止前よりも活発と言っていい。それは、組版や製本という同人活動に必須である工程を無視して、ただ小説を書くことだけを考え続けられるからだと思われる。ぼくにとっては製本や組版がもっとも面倒な工程だということが如実に明らかになった。

 

 小説以外

 ・「しん・まんまるびより100」が90台に突入

 クソエッセイのその先を目指した超自然体文章群であるところの「しん・まんまるびより」を100まで出すというのが一応の課題であるのだが、現状で90番目を出すことができた。残すところあと10である。ここからはお世話になった書き手などを中心に書いていきたい。

 ・「新! ひざのうらはやおのおもちくんラジオ」を開始

 以前やっていたネットラジオ「ひざのうらはやおのおもちくんラジオ」からはや1年、ついにこれを再開することができた。といってもまだ1回しか収録できていない。近々2回を撮り、欲を言えば月1くらいのペースで出していきたい。書き手の中には、自分の出すコンテンツというものがいかに有意義でなくてはならないか、ということに囚われているようなひとをよく見かけるが、ぼくはそういったひとに中指を立てていきたい。これはそういったコンテンツだ。つまり真面目に語れば「語る場所などない」という意味である。

 ・「サンマルクカフェのないまちとあるまちを比較してみた(仮)」の構想

 ぼくの卒業論文は「スターバックスのある街、ない街」という副題がついていて、かいつまんで述べればスターバックスをはじめとした大手コーヒーチェーンの分布にはどのような相関があり、各大手はどういった戦略を立てて出店しているのか、ということをまとめたものだった。それを実際のぼくが学んでいた分野の専門部分(産業組織論という経済学の1分野である)をとっぱらって、大手コーヒーチェーンのある場所を探し回り、その「雰囲気」の違いを比較してみようという比較本である。おそらく完成すればいわゆる「評論系同人誌」のはじめての作品になるのだろうと考えている。え、「おもちくんメソッド」? あったなあそんなの。

 え、某K大学でそんな論文を見た?

 ぼくが卒業したのは某Y大学なので、多分違う人の論文だと思うよ。

 

 ということで以上が実績である。はっきりとわかったことだが、同人活動をしなければより多くの創作を行うことができている。もっともこれは仮説を立てるまでもなく明らかだ。製本などの時間を原稿に使ったほうがより多くの小説を書くことが出来るのは当たり前であるし、だから商業作家は組版なんかしないのだから。しかしぼくはそうではない、ただの名もなき「書き手」である。だから自分の作品を出すにはそのための作業が付随することを覚悟しなくてはならない。そういうことを再確認した。

 それ以外の部分については、近日、4日に行われるであろう転枝氏のツイキャス

twitcasting.tv

 を参照いただきたい。具体的な日時はツイッター上で後日お知らせする。どのような展開になるのかはわからないが、わからないからこそおもしろいことになるのではないか、と思っている。

 彼についての記事も書いた。

note.com

 つまりはぼくと彼は相いれない書き手であるということがわかっていただければ幸いである。こうご期待。

 それに付随して、4日あたりから前述したように「BOOTH」のラインナップを大幅に拡充する。これは一時的なものになるかもしれないし、そのままなし崩し的に復帰のラインナップになるかもしれない。一応、ここにそのページを掲載する。

hizanourahayao.booth.pm

 

 また、誰も気にしていないとは思うのだが、復帰までの課題作を一部変更する。

 具体的には、3作目を小説の単行本にしようと考えている。その内容については未定だ。「震える真珠」かもしれないし、「V~requiem~(to ZZ)」かもしれないし、そのどちらでもないかもしれない。しかし、いずれにしても、ぼくはこれまで単行本、つまり、読み切りの小説本をそれほど作っていないので(短編集ばかりだ)、それに再度挑戦しようという心づもりである。こちらは確定次第アナウンスする予定である。とはいえ、おそらくだれも気にしない情報ではあるので、ひっそりと、であるが。

 そんなこんなで中間報告である。

 以後の予定については未定の部分が多いので、ここでは割愛する。