おもちくんのメモ帳

球体の生物が日々感じたことをつぶやくよ!

サーモンの!!!!!!!!!!お寿司!!!!!!!!!

 

 どうもかーびぃです。

 

 ということで、今週末(10月28日)に開催される「第6回Text-Revolutions(以下テキレボ6)」に出展するので、そのお品書きをここでまとめてみる所存。

 そもそも、テキレボとは、東京で行われる中規模の文芸オールジャンルイベントである。オールジャンル、つまり二次創作も存在するという意味でなかなか面白い、どちらかといえばコミティア系のイベントではないかと思う。文字中心であることは間違いがないのであるが。

 いくつか特徴があって、まずツイッター上の発信力が圧倒的であるところと、カタログのほかに、ひとつのお題についてサークル参加者有志による短編を寄稿している公式アンソロジーが「読めるカタログ」としてウェブ上に掲載および会場で頒布を行っているところだろうか。ちなみにぼくも下記のような作品を上梓させていただいた。

祭りの終わり | Text-Revolutions

 こんな感じで参加者は4000字程度の短編で作風をアピールできる。これ以外にも、イベント内企画が多くあり、ぼくもそのひとつ「みんなのごうがふかいな展」を主催しているくらいにハードルが低い。「みんなのごうがふかいな展」については、このメモ帳に該当カテゴリがあるのでそちらを参考にしていただきたい。とにかく、ぼくは常々述べているが、村のお祭りなのだ。名主がいて、粉屋がいて、魚屋がいて、みたいなそんな感じ。ぼくはそこにやってきた旅人で、さしずめ地方の学校で教鞭をとっている冴えない教授といったところだろうか。

 

 とまあ、そんな有象無象な説明はともかく、今週土曜日に迫ったその祭典は、午前11時から5時間、都立産業貿易センター台東館(最寄り:浅草駅)の6階で開催される。そこそこ大きな会場で、150弱のブースがひしめいているので、中規模イベントと言っていいし、東京地方のイベントとしては比較的大きく、また成長中のイベントともいえる。アクセスも観光地でかなりいいところであるので、みなさんぜひ立ち寄ってみてください。

 

 さて、読むお品書きとはいっても、尼崎文学だらけから新刊を全く作っていないので、すべて既刊、かつ、どこかで紹介済みというものであるのだが、ここまでにいただいた感想なども含めてご紹介していきたい。

 

 「鉱石トリビュート短編集 幻石」 800円

 存在しない架空の鉱石4種について、それぞれ1つずつ短編を書いている作品集。存在しない鉱石とはいえ、ファンタジーでそろっているかというとそういうわけではなく、SF、ラノベ、純文学風とそこそこ広いレンジを持っている。

 一か月後のコミティアで出展される予定の「アンソロジー空」に寄稿した作品と共通したモチーフを持つディストピアSFが巻頭を飾るほか、ひざのうらはやおが最も書きたいように書いていると噂のライトノベルファンタジー「ペナルティ・メイカー」から短編を書き出したり、かと思えばお笑い芸人が頑張っている姿を描いていたりと幅広くまたどれもそれなりに定評のある芸風で固めた、ある種の安牌で、実質最も売れやすい作品と言っても過言ではなく、実際尼崎文学だらけで刊行されてから、ここまでのぼくの作品からは考えられない速度で頒布されていっている。

 感想の中でも代表的なのは、先日も取り上げた灰野蜜氏によるこの記事であるが、中でも空アンソロとの接続作品である「At The SEVENTH Heaven」と上記のアンソロジーに寄稿した作品と接続している「まだらな二人」が人気であるが、個人的な攻め玉はそのどちらでもなく、のこりの2つであるということをここで述べさせていただく。

 それをどうとるかはあなた次第。

 

 「V ~requiem~」 1000円

 遠い未来、人類は宇宙線の発達と、突如として現れた未知の生物「ドラゴン」によって、地中に生きることを余儀なくされていた。彼らは、自らの存在を守るために、「ドラゴン」と人間の遺伝子を掛け合わせた混合人間「V」を生み出し、「ドラゴン」と戦い続けている。その中でも、人間の存在を脅かしている「零式」というドラゴンを倒すことのみを考え、日々敵を葬るひとりの「V」がいた。

 「ひざのうらはやお史上最も美しい長編小説」というフレーズは、おそらくここ数年この作品に使用されることとなるだろう。それくらい、ぼくとしては図らずも全力を出してしまった物語になる。実はテキレボ5の新刊として、ややエンタメを意識して堂々刊行されたものだが前回は全く数が出ず、微妙な気持ちにさせられていたのだが、尼崎文学だらけ、および文フリ大阪でじわじわを頒布数を伸ばしてきているだけでなく、好意的な感想も増えてきていることから、この作品に前述のフレーズを付与することとなった。エンタメを意識した作品であるので、いわゆる作者性という意味では「ごうがふかいな」は低めであるのだが、そのぶん読みやすく、またメッセージも明確である自信はある。弊社一押しの作品であるので、まだお求めでない方はぜひ。

 

 「順列からの解放」 500円

 表題通りのコンセプト短編集。ひざのうらはやお入門として名高いこの作品には、スチームパンク風、ボーイミーツガール風、といったようにかなり幅の広い作風がおしこめられている。どれもそれなりに楽しめるはずだ。そして、どの文章もぼくは今後書いていくであろうという意思表明でもある。

 

 「妄想の中でグローリーガールが宙に浮くから僕は彼女が好きすぎてたまらないんだけどいまだにそれを認められずに書きためた手紙をかき集めて作った表層をなぞるだけの指数関数、もしくは世界が滅びるまでのわずかな間に残された一縷の希望」 500円

 「みんなのごうがふかいな展」における出展物、いわゆる「GF頒布物」というやつである。110文字という信じられないタイトルの長さであるが、これは表題作がこのタイトルである必要があったのである種仕方のないタイトルなのだ。一応、濃度としては最大のごうがふかいなを誇る。9編の短編はいずれも、時間的制約が非常に強い中で生み出されたものであるからこそ、「ごうがふかいな」に頼らざるを得なかった。そういう側面でも、比較的生に近い「ごうがふかいな」が展開されている貴重な作品集ともいえるだろう。この説明しがたい感情を説明させるために「ごうがふかいな」という概念は生み出された。多めに搬入しているので今がチャンス!

 

 「まんまるくろにくる」 1000円

 これも実は関東初頒布であることに今気づいた。創作活動10周年を記念したベスト短編集であるが、個人的にはさほど興味がない。というのも、まさに記念碑、記録的な意味しかなく、作品集としてのぼく自身の情熱はほぼないといってもいいくらいなのだから。

 しかし、だからこそぼく自身が読者からどのように見られているのか、というのを徹底的に自分なりに考え抜いて選んだもの、という意味では今までにない作品集であるともいえる。ある意味、実は「ごうがふかいな」が強いのかもしれない。

 

 「The magic nightmare」シリーズ (上下巻セット 2000円)

 reunion 1300円

 GENOCIDE 1200円

 弊社最大のごうがふかいなを誇る長編小説。上下巻セットだと500円引き。

 キャンパスライフ・ファンタジーと銘打たれたこの作品については、とにかくごうがふかいなの塊としか言いようがないのだが、あまりにもごうがふかいなが強すぎるがゆえに、そのごうがふかいなっぷりを理解できる人間がそもそもほとんどいないということに気が付いてしまったがためにあまり宣伝をしていない代物である。それくらいにごうがふかいなの塊であり、かつ、これ以上のごうがふかいなを出すものというのは、ぼくの自然体を超えた自然体に他ならず、それは今後書かれる大長編や長編では稀有になってくるとは思うのだが、一応これ以上のごうがふかいなを出す用意はある、ということだけは伝えていきたい。

 ひざのうらはやおの渾身にして自然体、そして多分なる内輪ネタを含んだ史上最大級のごうがふかいなに溺れたい方(えてしてそれはコアなかーびぃファンとも言う)のみが手にできる希少な代物。何しろ鈍器なので搬入数が少ないため、お求めの方は要注意だ。ちなみにここまで並べたもので最も刊行が古いものでもある。

 

 以上、読むお品書きであった。思った以上に読み応えのある記事になってしまったが、ぼくの小説を読みたい人間に対しては、かなり親切にしたつもりであるし、こういったお品書きの需要があるものと思われる。どこから目線だ。

 ということなので、「これ読んでもようわからん、というか読む気になれないんですけど」という方は、まずD-01(お目付け席!)に寄ってもらい、無料配布の冊子を手に取っていただければ「ごうがふかいな」というものが何か、感じることはできるはずだろうと思うので、そこから探してもらえるとありがたい。

 また、「みんなのごうがふかいな展」にも10サークルの参加があるので、気になる人はサークルリストを貰って、探してみよう。素敵な「みんなの」「ごうがふかいな」が見つかることを祈りたい。

 

 ということで、当日はサイコパスクソメガネがいたりいなかったりするので、探してください。大当たりの鐘をもっていくのでいなかったら振ってみましょう。飛んできます。

 では。