日本ごうがふかいな協会広報

日本ごうがふかいな協会の広報ブログです。

新たなステージへの祝福を受ける気力はとうの昔にどこかに消えていた

 

 どうもかーびぃです。

 先日も少し触れたところだが、ぼくが運営している同人サークル「ごうがふかいなグループ」は、11月23日を境として新会計年度(グループ内では「ステージ」と呼称する)に移行する。それは、ぼくが昨年の文フリ東京からシーズンレースと呼称する同人誌評定制度を開始したこと、そしてこの秋の文フリ東京がほぼ間違いなくこの勤労感謝の日に行われているということから来ている。つまり、あくまでも文フリ東京が起点であり、ホームでもあるという表明である。また、毎年同じ日にイベントを開催するのは運営上難しく、それをはねのけて11月23日に開かれることの多い文フリ東京に暦を合わせるといろいろと都合がいいのだ。

 

 で、ここでお知らせがある。

 

adventar.org

 この創作アドベントカレンダーというものに参加することとなった。しかも、12月25日、クリスマスの大トリという重役である。

 載せる記事は二通り考えている。ひとつは、2017ステージの総決算として、上位作品を一気に紹介するパターン。ただし、こちらは現在絶賛評点中のテキレボ6シーズンが確定しないと書けない。正直な話、残り3週間でシーズンを完走できる自信はなく、完走できたら、という条件付きである。

 つまり、もう1パターンは保険というやつだ。このもうひとつのパターンが2017シーズン決算報告と題して、ぼくが2017シーズンに何をやってきたかと大まかに纏めるというものである。これなら3週間以内にどうにかできる可能性が高い。途中でシフトする可能性もあるが、どちらかといえばこちらが本命だ。というのも、テキレボ6シーズンの同人誌はどれもなかなかに分厚く、またほかのシーズン作品と比べるとやや読みにくいものが多い。すらすらと読むタイプのものが非常に少ないのだ。それだけ文章に質量を乗せている、ととることもできるが、ぼくはもともと読むスピードそのものが遅い。ではどうやってこのスピードを稼いでいるかというと、いろいろな時間を犠牲にしたりしているわけで……そういうことなのである。

 

 さて、上記の関係で、はじめてぼくの記事を見に来るひとや、そもそもお前のいうシーズンレースとは何ぞや?という方もいるかもしれない。いるものとして、ここではある程度、その概要を押さえておきたい。

 シーズンレースとは、先ほども書いたようにぼくが自分の買ってきた戦利品について、どれくらい自分の中に刺さったのかを中心に、独自の評定をし、上位の作品については記事にして紹介するといったものである。

 その点数の付け方については、こちらの記事を参照していただきたい。

houhounoteiyudetaro.hatenablog.com

 具体的にいえば、3+1分野、100+α点満点であるというところで、ここまでの傾向としては、どの分野においても25点が実質の満点であること(理論上は30点満点だが、25以上はぼくの中で満点基準をオーバーキルした場合のみに使用する)、60点以上がすぐれた作品、70点以上は無条件にひとにお勧めしたくなる作品、80点以上になると言葉が出なくなるレベルの作品であるということがわかった。

 なお、ここまでの上位については、気になる人は「批評等」タグなどをつかってさかのぼってもらいたい。ここで述べてしまうと、アドベントカレンダーでのネタバレになってしまう。

 ぼくが参加する即売会単位を「シーズン」と呼び、そのシーズン単位で同人誌の評定と序列化を行い、上位3作品を記事で紹介するというスタイルをとっている。現状では115冊の評定が確定しており、またテキレボ6シーズンはあと18冊存在するのでこの1年で130冊以上買い、そのほとんどについて多少なりとも感想を述べている/述べる予定ということになる。

 ちなみに、現在はなけっとシーズン終了時点で、

 60~69点:47作品

 70~79点:35作品

 80点以上:5作品

 となっている。特に後半からは良質な作品が相次いででてきたことから、前半の上位作品については評点の引き上げ改定を行ったところだ。各シーズン上位のボーダーは、大まかに言えば60点台後半だが、場合によっては高評点の作品が続出することもあり、中には3位と4位のボーダーが80点になることもあった(あまぶんシーズン)。そのためにほかのシーズンではトップになれるものも、選外に漏れてしまうこともあるし、逆に、例えば新刊が出た時には手に取れなかったものが、のちに気になって手に取った結果上位になって紹介できることもある。特に、文フリ東京や文フリ大阪などは非常に多くの作品があるうえ、かなりの割合で新刊をぶつけてくるため、高い評点を出しても埋もれやすいのだ。とはいえ、このあたりはぼくが適当に調節しているので、この記事を読んでいるみなさんが「よし、参考にするぞ」というものにはならない。そんな書き手がもし仮にいれば、諦めてほしい。多分そんなに評点が高いものにはならないだろう。ぼくの嗜好を甘く見ないでいただきたい。

 また、先の記事で明らかにした通り、文フリ東京25シーズンから評点方法を大幅に変更する。これについては、テキレボ6シーズンが終了次第また記事にしたい。さらに、基準となる作品には毎度自作を用いるのだが、2017ステージでは「順列からの解放」(59点)であったのに対し、2018ステージの基準は「V~requiem~」(117.48点=前ステージでは59点)であることから、今後は従来よりもやや評点が厳しくなる傾向にあるだろうと思われる。今後も良作との出会いを期待したい。

 

 ということで、今回は予告に関する記事でした。